中学1年 英語 完全攻略ガイド|なぜ・比較・ひっかけ徹底解説|be動詞・一般動詞・3単現のs・can・疑問詞
中学1年生 英語の完全攻略ガイドです。中1英語は「be動詞と一般動詞の違い」でつまずくと、あらゆる文が作れなくなります。本記事は暗記ではなく「なぜそのルールがあるのか」から理解し、中2・中3の文法(過去形・助動詞・不定詞等)につながる土台を作ることを目的とした保存版教材です。
1. be動詞と一般動詞:なぜ2つの動詞を使い分けるのか
| 種類 | 役割 | 否定文の作り方 | 疑問文の作り方 |
|---|---|---|---|
| be動詞(am/is/are) | 「〜です」「〜にいる」とイコール関係や存在を表す | be動詞の後にnot | be動詞を主語の前に出す |
| 一般動詞(play/like等) | 「〜する」という動作や状態を表す | do/does notを動詞の前に置く | Do/Doesを主語の前に置く |
なぜ否定文・疑問文の作り方が違うのか:be動詞は「主語=状態」を直接つなぐ働きをしているため、be動詞自体を動かすだけで文の形を変えられます。一方、一般動詞は「動作」を表す独立した言葉なので、動詞自体を勝手に動かさず、do/doesという「助っ人」を文頭や動詞の前に立てて否定・疑問の意味を加えます。「一般動詞は一人で否定・疑問文を作れないので、do/doesに手伝ってもらう」とイメージすると忘れにくくなります。
どこがひっかけなのか:「She like music.」という文は誤りです。主語がShe(3人称単数)のとき、一般動詞の現在形にはsをつける必要があります(She likes music.)。「3単現のs」の付け忘れは中1英語で最も多い減点ポイントです。
2. 疑問詞:なぜwhatとwhichを使い分けるのか
| 疑問詞 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| What | 何 | 選択肢が限定されていない、自由に答えられる質問 |
| Which | どれ、どちら | 選択肢が決まっている中から選ぶ質問(This or that等) |
| Who | 誰 | 人を尋ねる質問 |
| Where | どこ | 場所を尋ねる質問 |
なぜWhatとWhichを混同しやすいのか:どちらも日本語では「何」「どれ」と訳が近く感じられますが、Whatは無限の選択肢から自由に答える質問(What do you want?=何が欲しい?何でもあり)、Whichは目の前にある限られた選択肢から選ぶ質問(Which do you want, this or that?=どっちが欲しい?)という「選択肢の範囲」の違いで使い分けます。
3. 三人称単数現在形(3単現のs):なぜsをつけるのか
何か:主語がI・you・複数以外(=3人称単数:he, she, it, 名前等)で、動詞が現在形のとき、動詞の語尾にs(またはes)をつけるルールです。
なぜこのルールがあるのか:英語は主語によって動詞の形が変化する言語です(日本語にはこの感覚がないため難しく感じます)。特に「3人称・単数・現在」という3つの条件が重なったときだけ特別にsをつけることで、聞き手・読み手が「あ、この動作は1人の第三者がしているんだな」と瞬時に判断できるようにする仕組みです。
どこがひっかけなのか:「Does she likes music?」という疑問文は誤りです。疑問文でDoesを使ったら、動詞は原形(s無し)に戻します。Doesという助っ人がすでに「3人称単数現在」の情報を担っているため、動詞に重ねてsをつける必要がありません(Does she like music?が正しい)。
4. can(助動詞):なぜ動詞の形が変わらないのか
何か:canは「〜できる」という意味を付け加える助動詞で、後ろの動詞は必ず原形(sをつけない)になります。
なぜ動詞が原形のままなのか:助動詞(can, will等)は、それ自体が主語の人称・数の情報を担う言葉です。すでにcanが「話し手の判断・可能性」を表しているため、後ろの動詞にまで3単現のsをつけると情報が重複してしまいます。「助動詞がいるときは、動詞は原形に戻る」という統一ルールとして覚えましょう。
どこがひっかけなのか:「She can plays the piano.」という文は誤りです。canの後ろは原形なので、She can play the piano.が正しい形です。
5. 出題パターンの類型
- 3単現のsの付け忘れ型:主語が3人称単数なのに動詞にsをつけない、または助動詞や疑問文のDoesがあるのに動詞にもsをつける
- be動詞と一般動詞の混同型:一般動詞の文にbe動詞を使う、またはその逆
- 疑問詞の範囲混同型:WhatとWhichの使い分け(自由選択か限定選択か)を問う
6. 本試験レベル問題(全8問・全肢解説つき)
- 次の文で正しいものはどれか。①She like music. ②She likes music. ③She is like music. ④She does like music.
正答:② ①3単現のs忘れ。③be動詞は不要。④肯定文でdoesは不要(強調以外)。 - 次の疑問文で正しいものはどれか。①Does he plays soccer? ②Does he play soccer? ③Do he play soccer? ④Is he play soccer?
正答:② ①doesがあるのに動詞にsは不可。③主語heにはdoesを使う。④be動詞は不要。 - 次のうち、Whichを使うのが最も適切な場面はどれか。①好きな食べ物を自由に聞く ②目の前のリンゴとバナナのどちらが好きか聞く ③名前を聞く ④場所を聞く
正答:② ①はWhat。③はWho。④はWhere。Whichは限定された選択肢から選ぶ場面。 - canを使った文として正しいものはどれか。①She can plays tennis. ②She can play tennis. ③She cans play tennis. ④She can to play tennis.
正答:② ①canの後は動詞の原形。③canにsは不要。④canの後にtoは不要。 - 次の否定文で正しいものはどれか。①She don't like cats. ②She doesn't like cats. ③She isn't like cats. ④She not like cats.
正答:② ①3人称単数にはdoesn'tを使う。③be動詞は不要。④doesn't等の助っ人が必要。 - 次のうち、be動詞の疑問文として正しいものはどれか。①Do you a student? ②Are you a student? ③Does you a student? ④You are a student?
正答:② ①③be動詞の文にdo/doesは不要。④語順が疑問文になっていない。 - 次の文の空欄に入る最も適切な疑問詞はどれか。「___ is your birthday?」(あなたの誕生日はいつですか)①What ②When ③Where ④Who
正答:② 時を尋ねるのでWhen。①Whatは物事を尋ねる。③場所。④人。 - 次のうち、主語が3人称単数でないものはどれか。①He ②She ③It ④We
正答:④ Weは1人称複数。①②③はいずれも3人称単数。
7. 直前暗記カード
- be動詞の否定・疑問はbe動詞自身を動かす、一般動詞はdo/doesに手伝ってもらう
- 主語が3人称単数(he/she/it等)+現在形なら動詞にs
- Does/Doesn'tがあれば動詞は原形に戻す(sは不要)
- canの後ろの動詞は必ず原形
- Whatは自由選択、Whichは限定された選択肢から選ぶとき
8. 最終確認テスト
- She likes music.は正しい文である。(○)
- Does he plays soccer?は正しい疑問文である。(×:Does he play soccer?が正しい)
- She can plays tennis.は正しい文である。(×:She can play tennis.が正しい)
- Whichは自由な選択肢の中から答える質問に使う。(×:Whichは限定された選択肢の中から選ぶときに使う)
- Weは3人称単数の主語である。(×:1人称複数)
9. 今日の学習導線
- be動詞と一般動詞の否定文・疑問文の作り方の違いを声に出して説明できるか確認する
- 3単現のsのルールを、なぜそうなるのかを含めて説明する
- 本試験レベル問題8問を解き、誤答した問題を復習する
- 中学2年生 英語(過去形・未来形・比較・不定詞)に進む
※本記事は学習指導要領の基本的な内容をもとにした学習用の要点整理です。教科書・学校の授業内容を優先してください。
※本記事は中学英語の学習を目的とした個人メモです。
コメント
コメントを投稿